FC2ブログ

2019年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年07月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

Live Report〈Blackmore's Night - U.S. 2018〉Part 3

2018年公演の続きです。

2018年8月29日 ニュージャージー州 Wellmont Theatre

2018年最後の公演、この日もマンハッタンから少し離れてお隣のニュージャージーで行われた。
会場のWellmont Theatreは最寄駅Bay Street駅から歩いて10分程なので、前日と違って行きやすくて助かった。
レンガ造りの建物で、中は伝統的な装飾がなされながらもモダンなデザインも取り入れているシャレた内装。

bn_2018_3_01.jpg

bn_2018_3_02.jpg 

この日は前日の「All the Fun of the Fayre」のような選曲的なサプライズは特に無く、最近のライブでの御馴染みの曲がほとんどなので、新しく書く出来事はあまりない。
MCの内容もだいたい同じ、客の盛り上がりもバンドも最高であることも勿論変わりない。

前から4列目という、今までの中でも一番ステージに近い席で観られ涙ものだ。
キャンディスが歌い殆どの人が彼女の方を見ているであろう時の事、リッチーを眺めていたらこちらの視線に気付きサムアップしてくれた。
いや他の人に向けてかもしれないが、ここは自分に向けてという事にしておく。

この日アドリブ的に良かったのは、「World of Stone」の後に1st収録の「Magical World」をちょっとやってくれた所かな。
最初リッチーが遊びでイントロをチョロっと弾いたが、キャンディスがそのまま続けるように促しワンコーラス歌ってくれた。
彼女の今の声でややスローにやさしく歌うこの曲は魅力的。このヴァージョンで再録してほしいくらいだ。

「Barbara Allen」はライブでは歌から入ることもあるが、この日はリッチーの美しいソロによるイントロをたっぷり付け加えてくれた。
「Ghost of a Rose」でも同様にイントロにオリジナルなリッチーのソロがあり、それらが無かった前日よりも最終日だからかちょっとサービスがいい。

18年ツアーを締めくくるのは「Olde Village Lanterne」。
ラストの曲は日替わりだがこの曲もエンディングにふさわしく、優しく入り徐々に盛り上がり感動で胸一杯にさせてくれる壮大さは圧巻。
他の殆どの曲もそうだが、スタジオヴァージョンも素晴らしいのにそれをさらにライブ用に感動仕様にしてくれる!
同じ事を何度も書いてしまうが、まったくライブに行く度に感心させられる。
約2時間40分、これだけいいものを聴かせてもらって今年も大満足、彼らには感謝の言葉しかありません。

ちなみに28・29日ともに、22日と同じくオープニングとエンディングのSEはルネッサンス。
このルネッサンス推しは謎ではあるが、9月のルネッサンス来日公演は本当に素晴らしかった!
アニーさんもキャンディスもライブで生の歌声を聴くと、体の中にマイナスイオンが入ってくるような気持ちのいい感動に包まれる(テキトーな表現だが)。
ほぼ同世代のリッチーとアニー、未だ現役でいてくれるのは本当にありがたい。少しでも長く続けて欲しいものだ。


set list

1. Dancer and the Moon
2. Darkness
3. Dance of the Darkness
4. Under a Violet Moon
5. Soldier of Fortune
6. Durch Den Wald Zum Bach Haus
7. World of Stone
8. Allan Yn N Fan
9. Renaissance Faire
   Keyboard Solo
   Drum Solo
10. Toast to Tomorrow
11. The Peasant's Promise
12. Barbara Allen
13. Greensleeves
14. Diamonds & Rust
15. Wind in the Willows
16. Ghost of a Rose
17. Fires at Midnight
18. Home Again
19. Olde Village Lanterne

スポンサーサイト



| Live Report | 22:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Live Report〈Blackmore's Night - U.S. 2018〉Part 2

2018年8月28日,29日のBlackmore's Nightライヴレポ
入院・手術などがあったので前回の22日のレポから随分と間が空いてしまった。
とっくに文章は書き終えていたのだが…
もう今年のツアーが近づいているので今更感もあるが
いや、ツアー前の景気付けとしてアップするぞ。


2018年8月28日 コネチカット州 The Ridgefield Playhouse


会場は遠い。最寄駅のBranchvilleへはマンハッタンから電車を乗り継ぎ2時間ほどかかった。
ここはもうNYではなくコネチカット州で、随分と田舎に来てしまった。
前回のHUNTINGTON以上に駅の周りには店も何も無い。
最寄駅といっても会場までは遠く、悲しい事にローカルバスも無ければタクシーも止まっていない。
事前にGoogleマップで調べておいた通りに1時間以上かけて歩くしかないのだ。

何て辺鄙なところでやるんだ… ドイツだと大抵は街のはじっこに駅があって
街の中にある会場には20分も歩けば着くというのが多いが。
他の人達はどうやって行くのだろう? 全員が全員車を持っているとは限らないと思うが。

誰も歩いていないような道を歩き続ける。

bn_2018_2_01b.jpg bn_2018_2_02b.jpg



林道を抜けると、いかにもアメリカの郊外というような街に出て
会場は市役所の隣、街の公共施設が集まっているようなところにあった。

bn_2018_2_04.jpg

bn_2018_2_03.jpg


開場まで2時間くらいあったが先にチケットを引き換えに行くと、
気の早いコスプレのカップルが一組いたので挨拶したら返してくれて気分が良い。

時間をつぶしてから会場に入るとロビーにはモニターでステージが映し出されていた。
開演前には「今日はアーティストの意向により撮影は全てお断りさせていただきます」とのアナウンス。
そしてライブ中キャンディスは「今日のライブは録画されている」との話をしていた。
しかしステージ周りには特にカメラは無かったので商品化されるような撮影ではないようなので残念。

「A Knight in York」は2011年の公演の作品なので、もうそろそろ新しいライブ映像を出して欲しいところ。
この日(8/28)より後にだが、「今のラインナップはお気に入りなので新しいライブ映像を出してください」と、直接リクエストをメールで出しておいたので検討くらいして欲しいが。

地域の公民館みたいな立地の建物だが、会場の中はさすがに趣がある。

bn_2018_2_05.jpg


この日も「Dancer and the Moon」で始まる。
やはり昨年までよりもドラムの手数が多く迫力が増しているような気がする。

パイプオルガン風の荘厳なイントロから始まる「Under a Violet Moon」で一気に盛り上がる。
「Soldier of Fortune」の前にはBurnのリフをちょこっと弾いて(もちろんアコギで)また盛り上がり。まあ何をやっても盛り上がっていたけど。
この後、怪談のようなストーリーを話し始めたが全ては理解できず残念。
客のほとんどが英語に問題が無いためか、ドイツの時より話が長いかな。

「Durch Den Wald Zum Bach Haus」の途中でキーボードによる「Minstrels in the Hall」を挟む。
この曲のピアノヴァージョンが好きな事は既に書いてきたが、今年はオルガンヴァージョンだ。
個人的にはピアノの方がメロディーの繊細さが活きて好きだ。

メンバー紹介では、ここが地元であるドラマー“Troubadour of Aberdeen”への歓声がひときわ大きい。

22日には珍しく演らなかった「Renaissance Faire」が始まるといつもと同じように観客(主にコスプレ族)がわらわらと前方に出て行き、ステージ前で踊るのだが、22日のレポに書いたとおり曲が終わるとちゃんと席に戻って行儀が良い。

この日の最も意外な選曲は「All the Fun of the Fayre」
「A Knight in York」でも演っていた曲だが最近では珍しく、自分が生で聴くのは13年以来。これは嬉しい!
高速で突っ走り、観客のボルテージも上がる上がる。
スタジオヴァージョンと違いパワフルなドラムのドコドコ具合がより疾走感を出している。
これほどライブで映える曲なのだからもっと頻繁にやって欲しいところだが
他にも最近やらない名曲はたくさんあるから仕方ないか。

リッチーの静かなアコギのみをバックに「Greensleeves」をスローヴァージョンで歌っていたのだが、いつの間にかそのメロディのまま、「(キーボードのDavidが飲んでいた)グラスが空になってしまった…」とDavidをからかう歌になってしまっていた。面白すぎる…

この日は「Home Again」で終演。
2:15くらいの若干短いショーだったが、また駅まで歩いて終電に乗るので
これくらいの時間で終わってくれた方が安心。

エンディングSEも終わり、片付けが始まるとDavid Keithが客席に降りて来た。
地元なので知り合いが多く来ているようだ。
すかさず挨拶に行くと満面の笑みで迎えてくれた。
「汗だくでごめん」と謝りながら(丁寧な奴だ)ハグ。
すると彼の奥さんがやって来て紹介してくれた。
奥さんは感じのいい人で「あなたの事は彼から聞いているわよ」と聞かされてちょっと嬉しい。
とても気遣いもある人でわざわざ「彼と一緒に写真撮る?」とツーショットを撮ってくれた。
地元の知り合いとも話をしたいだろうから長話はせず、「明日も楽しみにしているよ」と別れた。
会場に入った時に挨拶をしたコスプレの女性もDavidの知り合いらしく、彼に会いに来ていて、自分が去るとき「Have a safe journey!」と声を掛けてくれた。
Keith夫妻も知り合いも、みんないい人で気持ちがよかった。

bn_2018_2_06.jpg


さて駅までの帰り道、照明が全く無く月の明かりのみをたよりに林道を歩くという、とんでもなく恐ろしい経験をした。
こんなの二度とゴメンだ。

Part 3に続く


set list
1. Dancer and the Moon
2. Darkness
3. Dance of the Darkness
4. Under a Violet Moon
5. Soldier of Fortune
6. Durch Den Wald Zum Bach Haus
7. World of Stone
8. Allan Yn N Fan
9. Renaissance Faire
10. All the Fun of the Fayre
11. Greensleeves
12. Peasant's Promise
13. Barbara Allen
14. Moonlight Shadow
    Keyboard Solo
    Drum Solo
15. Toast to Tomorrow
16. Ghost of a Rose
17. Wind in the Willows
18. Home Again

| Live Report | 21:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |